韓国ソウルは交通の便がとてもいいところ。
東京メトロのように沢山の路線があって、乗り換えもスムーズです。韓国のよいところは、交通サービスが日本よりも優れているところだと思う。
前回の韓国旅行記で書いた韓国版suicaの割引もそうだけれど、各駅に路線ルート検索の掲示板があって、とっても便利。
乗る駅と降りる駅を指定すると、
乗り換えルートと運賃、時間が表示されます。(旅行者が使えるよう言語も選べる)
日本でも導入すればいいのになぁ。東京メトロで。
メトロにのって向かった先は、ソウル大学。病院と大学が好きな私は、海外に行くと大体現地の病院とか大学を見学してみます。
これはソウル大学のシンボルになっている門。東大でいう赤門みたいなものかしら。
ソウル大学の広大な敷地。欧米の大学のように敷地がとても広くて、とても歩ききれません。
ソウル大学という駅で降りて、実は歩いていかれない距離だと言うことが分かり義姉と2人でタクシーに乗ったところ、運転手さんがとてもいい人で、タクシーで敷地内を案内してくれるというので御願いしました。
とても不思議な愉快な人で、「アメリカで働いたことがあるし、オックスフォード大学にもいったことがあるだ」と、これまでの経歴を教えてくれました。(もちろん韓国語で。義姉が日本語に訳してくれたんです)
運転手さんはソウル大学の敷地にとても詳しくて、「これは国際大学院の建物だ」、「ここは法学部だ」「あれは獣医学部であっちが美術館だー」とものすごく詳しい。義姉も「凄いね、私は全然分からないよ」と言っていました。
ひととおり案内が終わると、なにやら義姉とずっと韓国語で話していて、義姉の通訳も止まってしまいました。「ここで写真を撮るといい」と門の前でおろしてもらい、お礼を言って運転手さんと別れると、義姉が神妙な面持ちで「なんか、悲しい話きいたね。」と言う。
どんな話だったのか聞いてみたところ、何年か前におばあさんをお客さんで乗せたところ、その人がとても悪い人で運転手さんはその人に殺されたといっていたそう。(生死をさまよったと言うのではなく、義姉ははっきりと殺されたといっていた)。そしておじさんは2日後に生き返り、それ以来熱心なキリスト教信者になったらしいです。
しばらく義姉は悲しそうな顔をしていました。たぶん、私に訳していないもっと色んな話をきいたのかなぁと思いました。
いい人だけれど、不思議な運転手さんでした。