2011/03/10
シンプルなトマトパスタ。
ミシュランで星を取ったイタリアのレストランがテレビで特集されていた。
そこのシェフは自家農園を持っていて無農薬の新鮮野菜を使ったお料理を出しているそう。
星を取るくらいだからとても凝った料理が多い傍ら、一つだけシンプルなトマトパスタがメニューにあった。レポーターが理由を尋ねるとシェフは「レストランを開いた時からある料理だからさ。それに新鮮野菜を使ったシンプルな料理が一番おいしい」と話し、少しだけ料理を実演してくれた。
その様子を見て、いままで自分が作っていたトマトパスタはいかに不要なものが多いのかがわかった。シェフが使っていた食材は、
・ トマト
・ にんにく
・ 塩、こしょう
・ オリーブオイル
以上。
コンソメだとか玉ねぎのみじん切りだとかそんなのは使わず、シンプルに。
ただ、作り方にはコツがあった。
1) トマトは湯むきしてカット
2) にんにくは包丁の腹でつぶす
3) 2)のにんにくをフライパンに入れ、フライパンを傾けた時ににんにくがひたひたになるくらいの大量のオリーブオイルを入れる ← これポイント
4) 火にかけにんにくの香りが立ち若干色が付いたら1)のトマトを入れる
5) 塩・こしょうで味付け
6) トマトの水分が若干残る程度になったら火を止め、茹でたパスタ(細麺がオススメ)を入れあえる。
※火をかけたままやると焼きパスタになってしまい麺がぱりぱりになってしまうので注意。
※以上、基本的な部分はテレビのとおりだけれど、4)以降は自分の経験に基づいてます。
ポイント①のオリーブオイルをどぼどぼ使うところ、普段オイルは控えめにしてしまいがちだけど、おいしいものとはやっぱりカロリーが高いものらしい。
それから、もう一つのポイントは素材の良いトマトを使うこと。シンプルな料理はやっぱり素材の味がいきるもの。実際に、オーガニックのお店で買ったトマトと普通のスーパーで買ったトマトを使って作り、比べてみたら、こんなに味が違うのかとびっくりしました。
簡単だけどお店で出せる程のおいしさをもつシンプルパスタです。