◆ 現地時間7時半起床 日本時間14時半 ◆
曇り。
次第に時差ぼけが現地時間にあっていきます。
私はすっきり起きられたものの、4歳年上の旦那さんは「もうぼくはおじさんなんだ・・・」と観光の疲れがでたらしく、体がだるいことを訴えていました。
それでもいつもどおり9時ごろには出発。電車にのって、今日はダイヤモンドで有名なアントワープへ。
実は、私の婚約指はベルギーで作られたもの。指輪の故郷に行ってみようということになりました。
ブリュッセル中央駅から電車で約40分。アントワープに着きます。
アントワープは駅自体がとてもすごいのです。この建築物はこの地を代表する物の一つになっています。
←アントワープ駅の外観。
そして、もうひとつ忘れてはいけないのが、フランダースの犬でも有名になったノートルダム大聖堂。
ここには、ネロがずっと憧れていたルーベンスの三連祭壇画があります。
早速、駅をでて大聖堂に向かいました。
←きれいな街並みです。洋服やさんが多いです。カフェやレストラン、ホテルもあります。
←突然、手が。
旦那さんのお友達がベルギーに行ったとき、この写真を撮っていて「私も絶対見つけるぞ!」と思っていました。発見できて感動!
駅からまっすぐ、路面店が並ぶ街並みを歩いていくと、高い建物が見えてきました。
これが、目的の大聖堂です。
近くで見ると、実はツインタワー。
かたっぽはどうしたのか気になるところですが、
お金がなくて、建設を途中で辞めてしまったそうです。
大聖堂の中に入ると、運のよいことにルーベンスの美術展が行われていて、三連祭壇画以外の絵も見ることが出来ました。
そして、
これがお目当ての三連祭壇画。
聖堂自体の建築ももちろん綺麗で、目を奪われるけれど、この大きな絵画は何ともいえない印象を受けます。言葉に出来ないけれど、ちからづよくて迫力がありました。
聖堂に入ったときは、ちょうどミサをしているところで、パイプオルガンの演奏と聖歌隊の歌を聴くこともでき、旦那さんも大感動していました。
ランチはスヘルデ川沿いに立てられたおしゃれなレストラン「ザウダーテラス」へ。雰囲気はカジュアルだったけれど、味はとてつもなくおいしかった!!頼んだものは海老のパスタ。ベルギーのオイスターは何でもおいしいと分かりました。
こういうレストランが日本にあれば・・・。
←これ、本当に絶品!
その後は、ベルギーで一番おいしいと言われているワッフルやさん「デジレ・ド・リール」へ。
ここのベルギーワッフル。ベルギー1というのがうなずけます。街中で食べるワッフルとは違って、ふんわりしていてサクサクで本当においしい。アントワープへ行ったら食べないと損です!
ただ、、、北に住む方々は、わりと差別的な方が多いようで・・・このお店でちょっと嫌な思いをして、ただ楽しいだけで終われなかったのが残念でした。
そんな思いをしたからか、帰りの電車で改めて景色を見てみると北の方は田園風景も無ければ、なんとなく寂しい感じがしました。
宿泊施設をブリュッセル北駅近くにある某有名ホテルにしようと思っていたのだけれど、旦那さんが色々調べて北の方はあまり治安が良くないというコトを言っていたのを思い出しました。ブリュッセル北駅は、町に落書きも多いし、駅も何だか暗い感じでした。
なんとなく理解できるかも、、、と思っていたところ、電車がブリュッセル北駅へ着きました。
電車の窓から街の様子をふと見てみると、ショーウィンドウに下着を着けたマネキンが並んでいるのが見えました。「駅前に下着やさんが連なっているのかぁ」と思って眺めていたのですが、旦那さんが一言。
「動いた!!」
そう、マネキンではなくて下着を着けたすごくスタイルのいい美女がショーウィンドウの中に立っていたのです。
こういうのがあると、うわさには聞いていたけれどはじめてみました。何だかショック・・・
北駅周辺ではなくブリュッセル中央駅にホテルを取って本当によかった。
出かけるたびにあんな駅を通るのは怖いし、もしかしたら電車にのって地方都市に行く気が起きなくなっていたかもしれない。
中央駅なら観光地も徒歩圏内で大体行かれるし。
いろいろ調べてくれた旦那さんに感謝です。