2011/01/01

謹賀新年。

2010年が終わり、2011年へ。

近所のお寺から聴こえる除夜の鐘、数年ぶりに年明けと共にお参りに出かけた初詣、外で飲んだ御屠蘇。今年の幕開けは、日本らしいお正月で迎えました。

2010年。

振り返ってみると、相当平穏無事な1年だった。27歳あたりで迎えた激動の1年は今でも忘れられず、あれから3年が過ぎたけれど、あんな時期はしばらく来ないだろうと思える。
手に負えないことは何も起こらず、自分の人知を超えた出来事は無かった1年だった。
あんなふうになりたくないと、手を広げる範囲を無意識のうちに狭めたのか、それとも自分が成長したのか・・・。

よくは分からないけれど、大きく羽ばたいた1年ではなかったけれど、自分にとってはとりあえず基礎固めを再確認したような歳だった。

2010年の初めに立てたテーマ、『忍耐力』。

これはブログに目標を書き込んだお陰か、仕事において大いに自分を制御できたと思う。ついつい自分が口を挟みたいことを我慢し話を最後まで聞く。後輩を見守る。瞬間湯沸かし器のごとくいつも怒り浸透していたけれど、ふと落ち着いてみる。

自分でもびっくりするくらい、できるようになった。(歳か?)

逆に、あと6日で35歳になる旦那さんは大躍進の1年だったと振り返った。
すごく辛い時期を見ていたから、私もそれには納得。まさに大躍進だった。押しつぶされそうになった2年前。何を言えばよいか分からなくて私も何の役にも立たなかったけれど、見事それにも打ち勝ち形にしたのを見ると、とても誇らしく思える。

何はともあれ、2011年。

今年はどうなるだろう。テーマは『理解力』

人が言った言葉は言葉だけを聞くと本当の意味の理解度は狭いように思う。
言葉が足りない人もいるし、言葉が多すぎて何を言いたいのかよくわからない人もいる。もちろん自分も含めて。

言葉をそのとおりに受け取るのではなくて、ワンテンポ置いて解釈してみることで、理解できる範囲が広くなるんじゃないかなと、常々思っています。そうすれば、自分ももっと上手に話せるようになるんじゃないかな、とも思っています。

■ 写真は1月1日 深夜1時の町並み
   森の中の光は初詣の明かりです。