2011/01/23

ワイナリーをたずねて・・・②

シャトーメルシャンのワイナリーに到着。

ビジターセンターで、展示されたワインを見ながらツアーの時間まで待つ。
メルシャンのマークはとてもカワイイ、女性好みのワインラベル。

ここには写っていないけれど、『甲州きいろ香』という白ワインがあって、そのラベルには青い鳥が描かれている。ワイン作りのために香りの研究を請け負ってくれた大学教授(日本人)が飼っていたインコの名前が「きいろちゃん」という子だったそうで、教授の協力に感謝し『きいろ香』と命名したそう。では、なぜ青い鳥かというと、小鳥の頃は黄色かったため「きいろちゃん」と名づけたのに、大きくなったら青い鳥になってしまったからだそうです。

 

この長野メルロー、実は、私たちの結婚式で出した赤ワイン。平日に良く飲む気軽に飲めるもので、堅苦しい式にしたくなかったからこのワインが丁度いいと思って選びました。思い出ワインです。

ツアーは、『シャトーメルシャンを識る』という90分のコース。
専門の知識を持ったガイドさんが、ワイン栽培の方法やブドウの品種、味の違い、醸造の仕方などについて教えてくれました。

季節的にもうブドウ栽培が終わってしまっているからか、なんと、参加者は私たち2人だけ。

けれど、逆に気兼ねなく自由に質問をしながら見学が出来ました。


これがメルシャンのワイン樽。
この1樽から出きるワインはなんとボトル300本分。
温度管理された部屋でじっくりと時間をかけて熟成させるそうです。

なんだか外国にいるような気分になった。

施設見学をした後は、勝沼で取れた葡萄から作ったメルローのワイン、メルシャンの自社畑マリコ・ヴィンヤードから取れたもの(葡萄の品種忘れた!!)、提携農家の葡萄から作ったシャルドネ、リースリングの白ワインなど、全5種類をテイスティング。1種類ごとに、葡萄の産地や風味、楽しみ方を教えてくれました。

普段は一度に5種類も飲んで味を比べることはないので、葡萄の品種が違うだけでここまで味が異なるんだ~、と、味の違いが判る人のように楽しむことができました。(でも、すぐに忘れてしまったけれど・・・)

テイスティングなので、ワインを吐き出すカップが用意されていたけれど、私も旦那さんも吐き出さずほぼ飲み干す。

テイスティング中は、葡萄農家の人たちが写真で紹介されていた。やっぱり、農家の方々あって良いワインが作れるということで、感謝の気持ちをいつも忘れず、つながりを大切にしているのだということをガイドさんは何度も話していました。

つづく・・・