2011/03/30

変化。

震災からもうすぐ3週間。

募金活動だけでなく実際の被災地へ行き直接的に支援を行う人が増え、DMAT隊員による救急医療から慢性疾患を診療するための専門医による診療が広がるなど、支援活動は徐々に変化してきている。
効率的に支援物資を届けるため、自治体や特定機関での物資の受付も1週間ほど前から始まった。芸能人はじめ多くの人が物資を届けていて、この1週間だけでも随分な数が集まったのではないかと思う。一部の情報によると孤立した地域ではまだまだ物資が不足していると聞いた。そのような被災者の方へ物資が届けられるよう、孤立した地域への物流が一日でも早く改善されることを祈りたい。

そして私たち被災地以外に住む者も、震災や原発の情報や被災者・被災地の情報から、原発賛否の議論、食料や飲料水への不安など、被災地情報以外のことに目が向けられつつある。もちろん、それは大切なことだし、私自身もとても気になること。でも。被災者や被災地への関心も引き続き持っていきたい。

■ 名取市閖上復興支援のブログ

■ The New York Times (上記のブログから)

【写真】春日通りを上野方面へ歩くと正面にスカイツリーが見えました。

2011/03/22

iphoneとソーシャルメディア。

 今回の大震災で、この2つの有難さを心底感じた。

震災が起きたのは、10年以上利用していたauからiphoneに乗り換えた直後だった。地震の後、職場からバスで吉祥寺までは出られたものの、電車は止まっていて駅にはシャッターが下りていた。新宿方面行のバスも長蛇の列。とにかく何時間かかってもいいから帰りたい一心で、文京区まで歩いて帰ることに決めたけれど、阿佐ヶ谷でギブアップ。

 入手したばかりのi phoneで東京方面に行くにはバスをどう乗り継げばよいかひたすら検索。とりあえず自宅付近まで帰れそうな経路を発見。運よくさほど苦労せずバスに乗れ、4時間30分かけて無事に自宅に到着出来た。職場に泊まった人もたくさんいた中で、深く考えず強固に帰ると主張した私。i phoneがなかったらきっともっと時間が掛かったか、途中であきらめていたと思う。

 また、震災直後、携帯電話がつながらない中、i phoneアプリのskypeは何とかつながった。あのとき、旦那さんの声が聴けたのは、どんなに安心感を与えられたかわからない。

 そして、震災後、確かな情報を入手するために始めたtwitterもi phoneを介して見ている。
まだまだ終息したとは言えない原子炉問題。トラブルを聞いて一番欲しかった情報は、今どういう状態で、放射線濃度はどうで、健康被害の度合いはどうかということ。自分で考えて行動できる判断材料だった。文科省は今になってようやく全国の放射線のモニタリングデータを出したけど、twitterでは、研究者や専門家が自身のtwitterを介して、トラブル発生直後からモニタリングデータを常に出してくれていた。

 メディアの情報は全くあてにならないとは私は言わない。むしろ必要だと思う。でも、今回のような情報はテレビや新聞からタイムリーなデータと詳細は得られない。そこで助けになるのがtwitterだと知った。第三者の目のフィルターを通していない分、それが正しいか正しくないかは別にして情報が正確に伝わりやすいうえ、規制はないし、エビデンスに基づいた専門家の意見を直接聞くことができる。これにはとても安心感が得られた。

 いまや星の数ほどあるソーシャルメディア。メディアリテラシーとは前から言われていたけれど、さらに増え続ける媒体の中から自分が必要とする正確な情報を引き出す力はこれからもっと必要になるのだろうと思う。

2011/03/19

2011.3.11


まさか日本がこんな事態になるとは思いもしなかった。

3月11日。あの時の自分の状況や気持ち、書きたいことがたくさんあるはずなのに、何も言葉が出てこないで過ごしていた。ようやく落ち着いてきたけれど、マイナスだった気持ち、不安な思いのコトばかり書いても仕方がない。辛い思いを今この瞬間にもしている人がたくさんいる。

友達が被災者の方々、被災地にできることを次々にやりだしている。
私も、遅くなったけれど、今日から元気に、そして私も一緒に頑張っていこうと誓います。

ここ1週間、窓から外を眺めるなんてしていなかった。ふと夕方外を見たら、ベランダの冬枯れしていたバラに新緑が芽吹いていた。

2011/03/10

シンプルなトマトパスタ。


 ミシュランで星を取ったイタリアのレストランがテレビで特集されていた。
そこのシェフは自家農園を持っていて無農薬の新鮮野菜を使ったお料理を出しているそう。

 星を取るくらいだからとても凝った料理が多い傍ら、一つだけシンプルなトマトパスタがメニューにあった。レポーターが理由を尋ねるとシェフは「レストランを開いた時からある料理だからさ。それに新鮮野菜を使ったシンプルな料理が一番おいしい」と話し、少しだけ料理を実演してくれた。

 その様子を見て、いままで自分が作っていたトマトパスタはいかに不要なものが多いのかがわかった。シェフが使っていた食材は、

・ トマト
・ にんにく
・ 塩、こしょう
・ オリーブオイル

以上。

コンソメだとか玉ねぎのみじん切りだとかそんなのは使わず、シンプルに。

ただ、作り方にはコツがあった。

1) トマトは湯むきしてカット
2) にんにくは包丁の腹でつぶす
3) 2)のにんにくをフライパンに入れ、フライパンを傾けた時ににんにくがひたひたになるくらいの大量のオリーブオイルを入れる  ← これポイント
4) 火にかけにんにくの香りが立ち若干色が付いたら1)のトマトを入れる
5) 塩・こしょうで味付け
6) トマトの水分が若干残る程度になったら火を止め、茹でたパスタ(細麺がオススメ)を入れあえる。
※火をかけたままやると焼きパスタになってしまい麺がぱりぱりになってしまうので注意。

※以上、基本的な部分はテレビのとおりだけれど、4)以降は自分の経験に基づいてます。

 ポイント①のオリーブオイルをどぼどぼ使うところ、普段オイルは控えめにしてしまいがちだけど、おいしいものとはやっぱりカロリーが高いものらしい。

 それから、もう一つのポイント素材の良いトマトを使うこと。シンプルな料理はやっぱり素材の味がいきるもの。実際に、オーガニックのお店で買ったトマトと普通のスーパーで買ったトマトを使って作り、比べてみたら、こんなに味が違うのかとびっくりしました。

 簡単だけどお店で出せる程のおいしさをもつシンプルパスタです。

2011/03/08

春、市ヶ谷にて。


本日は午前休み。
懐かしの市ヶ谷駅を経由して、目的地へ。

この独特な駅周辺、結構好きです。

いまさらですが、i phone デビューしました。

2011/03/02

アボガド成長録⑦


昨年12月18日までは緑の葉を大きく元気につけていたアボガド
何とか寒い冬を乗り越えてくれたと思っていた矢先、新しい葉っぱがしぼんでしまった・・・

でも、成長は止まっているけれど真ん中には新しい葉の芽が。
茎が枯れなければ大丈夫だと思うので、春にはまた元気な葉を沢山つけてくれると願っています。