マレー鉄道 タンジョン・パガー駅 |
最終日の前日、突然思い立ってシンガポールからマレーシア最南端の街、ジョホール・バルへ行くことにした。理由は二つ、一つはマレー鉄道に乗りたい、二つ目は空じゃない手段で国境を超えてみたかったこと。
ガイドブックによると、タンジョン・パガーというマレー鉄道の駅から約50分だった。改めて駅がどの辺りかネットで調べたところ、衝撃的な事実が・・・
なんと、
2011年7月シンガポールにおけるマレー鉄道廃線!!
なんと、
2011年7月シンガポールにおけるマレー鉄道廃線!!
もう少し早ければ・・・。
タンジョン・パガー駅舎は残るそうだけれど、いつこの宿舎も壊されるか分からないので、とりあえず見に行っておいた。(上の写真)
現在、中には政府関係者しか入れないのだとか。(実際に駅舎を見に行き、警備のおじさんに聞いた情報)。
仕方が無いので、電車とバスでマレーシアに入国することに。
まずは、Orchard(オーチャード)駅からMRT南北線でWoodlands(ウッドランズ)駅へ。所要時間は40分くらいだったような・・・(また不確か・・・)。
Woodlands station |
Woodlandsの駅をおりた後は、バスターミナルから国境を越える950系統の専用バスでマレーシアの国境を目指す。
少し走ると、ウッドランズチェックポイントというシンガポールの出国審査をする施設に着く。そこでバスを降り、他の乗客の後を着いていくと、空港と同じような出国審査をするカウンターが並んでいた。シンガポール入国時に持っていた出入国カードはここで回収され、immigrationを通過するとWoodlands駅から乗ってきたバスが先回りして待っていて、再び乗車してマレーシア入国施設を目指すことになる。
シンガポールとマレーシアを繋ぐ橋。 ここで事故が起きたらどちらの管轄で どのように処理されるのかな? |
さらに、この日はかなりの炎天下。灼熱地獄で今思うと絶対に35度を超えていたはず。
帰りは国境を越えることができる専用のタクシーで、一気にシンガポールへ戻っていった。
分かりにくいところにタクシー乗り場がありそうだと予想し、ジョホールバルに着き入国ゲートを超えた所にあるインフォメーションで、タクシー乗り場を事前に聞いておいてよかった。確か料金4000円くらい。
タクシーでの出国方法は簡単。
タクシー待ちの間にマレーシアの出国書類を作成。あとはタクシーに乗っているだけ。出国審査と入国審査は高速道路の料金所のようなimmigrationで車に乗りながら行われ、運転手さんが私たちが記載した出入国カードをimmigration staff に渡してくれる。
シンガポールのどこまで行くかはいっさい説明がなく、お決まりのポイントまで連れて行くようになっているみたいで、MRT東西線のBugis(ブギス)という駅まで連れて行かれた。
このBugis駅はタンジョン・パガー駅のすぐ近くだった。
マレーシアまで行って何をしたという分けもなく、ただバスやタクシーで国境を越えるという経験がしたいが為に行ったone day trip。
いい経験になったところで、シンガポールの旅は終結した。