2011/09/30

電車に乗って in Singapore

海外旅行で好きなこと。
それは現地の電車に乗ること。

「切符を買う」、「改札をくぐる」、「ホームに立つ」、「電車に乗り込む」、という動作が、まるで現地で生活しているようなうれしい錯覚を生み、次第にその動作がスムーズになってくるととてもうれしい気持ちになる。

シンガポールの電車は東京メトロのようにラインによって色分けされているのでわかりやすく、乗り換えがスムーズにできた。結構な距離を乗っても200円ほどで、移動手段に随分便利だった。難しかったのはむしろ切符の買い方。

切符は紙ではなく、suicaやpasmoのようなプラスチック製のカードになっている。購入するときは運賃に加えてデポジットの1シンガポールドルが加算されていて、降車駅で再び券売機にカードを入れるとデポジットが返金される仕組みだった。



1) 券売機はタッチパネル式。Single trip ticket  → 行き先駅を選択
2) 表示される運賃+デポジットを入金
3) チケットを受け取る
4) 改札はスイカの様にタッチして構内へ入る

目的地に着いたらデポジットを返金してもらう。



1) 券売機でReturn Deposit を選択
2) チケットを挿入口に入れる
3) 戻ってきた1シンガポールドルを受け取る

感覚的には、同じチケットにチャージでして繰り返し使えるんじゃないかと思ってしまう。旦那さんが駅員さんに訪ねたところ、そういうチケットもあるけれどsingle trip ticketはあくまでも片道のみに使うものだとか。

繰り返し使える切符ってエコでいいかも。日本も真似すればいいのになぁ。

2011/09/27

マリーナ・ベイ・サンズ。


Marina   Bay  Sands

スマップが高層ビルの屋上にあるプールサイドを歩いているソフトバンクのCMで話題になった、マリーナ・ベイ・サンズ。3つの建物の上にサーフボードが乗っている変わった建物はホテルになっていて、付属のショッピングモールには多くのブランド店から庶民的なフードコート、おしゃれなカフェやマッサージ店などが入っていた。想像以上に巨大な施設で、オシャレな空間にとても驚いた。

建物内には水路があって
ゴンドラにも乗れる。
水辺のカフェ














ショッピングモールには
スケートリンクもある
屋上プール。宿泊客のみ利用可。
私は泊まってないので見学のみ。













滞在2日目。
屋上プールの隣にあるレストラン「KU・DE・TA」を予約していたのでやってきた。悪天候のため、オープンテラスでの食事が出来なかったのが残念・・・。お店の雰囲気は思ったとおりスノッブな感じ。ただ驚いたのは、お食事が居酒屋料理か!と思う感じのものだったこと(笑)

お肉とカニ料理
水菜サラダ












お料理に負けず、お皿もなんだか馴染み深い。さらにお料理の運ばれてくるスピードの速さは「やる気茶屋」も驚くはず。
なんだか「養老乃瀧」にいる気分になってきて、オシャレして来店していた欧米の方々にお構いなく、旦那さんと二人で大爆笑しながらお箸でいただきました。

ポーションも少なく、なんと1時間で食事終了。ちょっと違う意味で、楽しい夕食をすごしました。

ちなみに、この施設にはカジノもある。上限5000円と決め人生初のカジノデビューを果たした。
一時は倍額にするも結果-5000円。思いきりの悪い私たちには向かない遊びでした。

2011/09/21

米:アメリカ、英:イギリス、星:・・・

Singapore


シンガポー!!

中国語で”星加坡”と書かれることもあるそうで、シンガポールの略字は”星”なのだとか。

今年の夏休みは9月11日から19日の、人もうらやむ超ロングバケーション。この間、11日から14日まで旦那さんとシンガポールへ。

シンガポールは6月に訪れた隣国マレーシアから分離・独立した国なので、雰囲気は似ているのではと思っていたけれど、やはり国が変わればまったく同じということもなく楽しむことができた。

両国の違いでまず気が付いたのは、シンガポールではイスラムの服を着ている方をあまり見かけなかったこと。調べたところ、イスラム教徒がマレーシアでは6割なのに対しシンガポールでは2割程だそう。淡路島ほどの国土で、すぐに隣国に行かれてしまうのに随分差があるのだなと思った。

そして環境。
”道路にゴミを落としたら罰金です”、”ガムは売っていません、持ち込んだら罰金です”と、徹底的に環境に気を遣うシンガポールは、噂通り綺麗な街で、ほとんどゴミを見かけなかった。

本家マーライオンの後ろで、
ひっそりと水を吐きつづける
ミニマーライオン
さらに、マレーシアでは都心を外れると崩れかけた家屋や未整備の土地を良く見かけたけれど、シンガポールにはあまりなかった。近代的なビルが立ち並び、あちこちに高層ビル建設のクレーンが置かれていた。
もともと軍事拠点であったセントーサ島も、いまでは島全体が巨大アミューズメント施設になり、ガイドブックに載っていた歴史的価値のありそうなシティホールや旧最高裁判所は解体工事中で、歴史の保存よりも先進的・近代的なものを一生懸命取り入れようとしている感じを受けた。

トップの写真、本家マーラインオンも、正面から写真を撮るとしっかりと高層ビルが収まる位置にビルが並び、国力の誇示に一躍買っているのかなぁ、なんて思ってしまった。

街全体が造られた都市のようで、古いもの好きの私には若干の違和感が感じられた部分もあったけれど、とにかく6日間で新しいシンガポールも古いシンガポールも満喫してきた。