2011/09/21

米:アメリカ、英:イギリス、星:・・・

Singapore


シンガポー!!

中国語で”星加坡”と書かれることもあるそうで、シンガポールの略字は”星”なのだとか。

今年の夏休みは9月11日から19日の、人もうらやむ超ロングバケーション。この間、11日から14日まで旦那さんとシンガポールへ。

シンガポールは6月に訪れた隣国マレーシアから分離・独立した国なので、雰囲気は似ているのではと思っていたけれど、やはり国が変わればまったく同じということもなく楽しむことができた。

両国の違いでまず気が付いたのは、シンガポールではイスラムの服を着ている方をあまり見かけなかったこと。調べたところ、イスラム教徒がマレーシアでは6割なのに対しシンガポールでは2割程だそう。淡路島ほどの国土で、すぐに隣国に行かれてしまうのに随分差があるのだなと思った。

そして環境。
”道路にゴミを落としたら罰金です”、”ガムは売っていません、持ち込んだら罰金です”と、徹底的に環境に気を遣うシンガポールは、噂通り綺麗な街で、ほとんどゴミを見かけなかった。

本家マーライオンの後ろで、
ひっそりと水を吐きつづける
ミニマーライオン
さらに、マレーシアでは都心を外れると崩れかけた家屋や未整備の土地を良く見かけたけれど、シンガポールにはあまりなかった。近代的なビルが立ち並び、あちこちに高層ビル建設のクレーンが置かれていた。
もともと軍事拠点であったセントーサ島も、いまでは島全体が巨大アミューズメント施設になり、ガイドブックに載っていた歴史的価値のありそうなシティホールや旧最高裁判所は解体工事中で、歴史の保存よりも先進的・近代的なものを一生懸命取り入れようとしている感じを受けた。

トップの写真、本家マーラインオンも、正面から写真を撮るとしっかりと高層ビルが収まる位置にビルが並び、国力の誇示に一躍買っているのかなぁ、なんて思ってしまった。

街全体が造られた都市のようで、古いもの好きの私には若干の違和感が感じられた部分もあったけれど、とにかく6日間で新しいシンガポールも古いシンガポールも満喫してきた。