2009/09/11

ベルギー旅行2日目:ブリュッセル編


◆ 現地時間 6時半 日本時間13時半 ◆


起床。


外はまだまだ暗くて、しかも予想以上に寒く気温16度。

今日は首都ブリュッセルを一日観光の予定です。





近くのカフェで朝ごはんを食べながら具体的な観光ルートを検討ました。


まずは13世紀から建築が始まって、300年かけて完成した「サン・ミッシェル大聖堂」へ。

ブリュッセル中央駅のすぐ横にあるこの教会は、ゴシック様式の建築で厳粛で壮大な雰囲気に包まれていました。なんとこの教会、完成するまでに300年の歳月がかかったそうです。














教会内のステンドグラスや彫刻も素敵。日本では滅多に見ることができないパイプオルガンもありました。

大学時代、宗教音楽をやっていた旦那さんは教会に興味津々。

よほど気に入ったらしく、宗教音楽と教会、建築物から与えられる人々への影響などなど語ってくれました。


そして、昨日も歩いたグラン・プラスへ。


この広場自体が世界遺産です。石の広場と壮大な建築様式が異国に来たと十分に感じさせてくれます。どうやらビール祭りがあるらしく、その準備でテントが沢山建っていたのが少し残念・・・。(世界遺産でこんなことしていいのか・・・)


鐘楼がそびえたつ市庁舎と王様が住んだことはないけれど、王様の家などあります。














このグラン・パレスを拠点にして回りにあるのは、

戦争時代に爆発寸前の導火線をおしっこで消してブリュッセルを爆発から守った男の子を称えるために作られた小便小僧。


それから、右手に触ると幸せが訪れるというセルクラースの像。(シャーって肌色の 影があるのは旦那さんが高速で撫でているから。)











そして、美食大国といわれるベルギーの料理屋さんが所狭しと並ぶイロ・サクレ地区。


ここでランチ。ベルギーに来て初めて、ベルギーらしいご飯を食べます。


行ったところは、親子3代で経営しているという、scheltema(スケルテマ)。

頼んだのはベルギービールのstellar(日本で言うラガーにあたります)とベルギーといえばのお食事、ムール貝(1kg)+フリット、そして蟹のクリームコロッケ。


その味は・・・本当に絶品!!


とくにクリームコロッケはこれまで食べたことが無いくらい濃厚な味。それについてくるパセリの素揚げも本当においしくて、これだけでベルギーが美食大国と呼ばれることがわかりました。

ムール貝の蒸し焼きもバケツ一杯出てきて大満足(でもこれが普通サイズ)。思わず写真を撮り忘れ、夢中になって食べました・・・。


ベルギーでは、フリットはどんな料理にも大量についてきます。

ちなみにフリットという名前の由来は、アメリカ兵がこの地へ来たとき、フランス語を話す人がたべているポテトフライがとてもおいしくて「これはフランス人の食べ物なんだ」と思い込みフレンチフライと呼ぶようになったそう。現地ではベルギー人のフリットさんが作ったからフリットというのらしいです。(旦那さんのおはなし)


ご飯で大満足した後は、再びブリュッセル散策へ。


王宮のすぐそばにあるベルギー王立美術館で、ブリューゲル親子やルベーンスの絵を見たり、ノートルダムデュサブロン教会や町の小さな(でも歴史的)な教会をいくつか回って、最高裁判所へ行きました。


緩やかな坂を上ってたどり着いた最高裁判所。目の前の広場からはブリュッセルの街が一望できます。




ここで、不思議なものを発見。





なんと!!坂を下らなくても一気にしたの通りに降りられる透明なエレベーターがありました。










乗ってみた。








楽しかった。


エレベータを降りたら、今度はカフェやピエールマルコリーニ、ゴディバなどのお店が並ぶグラン・サブロン広場で雑貨屋さんやチョコレートショップ、アンティークショップをのぞいてみました。


今日は一日歩きっぱなし。


夕飯には再びイロ・サクレ地区へ行ってビアカフェでご飯を食べました。


私の大好きなベルギービール、チェリー味のビール「クリーク」と再び蟹のクリームコロッケ、











タルタルステーキのフィレアメリケーヌと、チキンや野菜をクリームソースで煮込んだワーテルゾーイを食べました。











大満足。


20時帰宅。

早寝早起きになる時差がうれしい。健康的に今日はもう就寝です。