2010/10/09

くまくち。

生まれたときから一緒にいるくまのぬいぐるみ「くまくち」。

子供の頃から大好きなぬいぐるみで、自分のベビーカーに「くまくち」を乗せて車を押そうとしていたり、「くまくち」の手を持って、引きずりながら歩いていたりする写真があるように、とにかく一緒にいました。

「くまくち」ってやっぱり変な名前でしょうか?

親からは「なぜ、くまくち?くまきちじゃなくて?」といわれたり、兄からは「くまくちだって~」と馬鹿にされたりしたけれど、なぜか私は本当に「くまくち」とつけたかったらしく、「くまくちだよ」、「ださくないもん」と一生懸命言い返していた記憶があります。
旦那さんからも「くまくちって珍しい名前だね」といわれたけれど、いまいち「めずらしい」という感覚が私には無いんだよねぇ。

私が一人暮らしを初めてからはずっと実家にいた「くまくち」。
突然一緒に住みたくなって、先日実家に帰ったときに一緒につれてきました。

30年の長い年月。
この間、「もういいでしょ(捨てても)」という母の魔の手から守り、プロレス技をかけようとする兄から救ってきました。時には私が八つ当たりをして「くまくち」をぶん投げたことも・・・。
最初はエプロンをしていたけれど、いつの間にかなくなってしまい、穴が開いて母に縫ってもらった痕もちらほら。最近は、綿が減ってしまい、手足が細くなり、首が据わらなくなってしまいました。

こんなになっても愛おしさを感じる「くまくち」。
やっぱり元気になってもらいたいと思い、インターネットで「ぬいぐるみ病院」を探しました。

近日中に、入院する予定です。